あいざわキッズクリニックの院長です。
乳児健診や診療でたまに質問・相談されることを時々ブログに載せようと思います。
今回は「離乳食を食べたがらない」について。
離乳食は栄養摂取と咀嚼の習慣のために非常に大事です。
でも、お母さんが頑張って離乳食を作っても、こどもが食べてくれない。お母さんとしてはがっかりするでしょうし、離乳食進まなくても大丈夫なのだろうかと心配になることと思います。
食べない理由としては様々なケースがありますが、一般的な対応を記します。
①当然ながら満腹の時は食は進みませんので、哺乳後から離乳食までの時間が短い場合は間隔を調整する。泣いてミルクを欲しがっても、あるいは外出や遊びで気を紛らわせたりする。
②間食も、離乳食を充分食べることができ、それが栄養摂取の中心であるようになってから与えるようにするのが良いでしょう。
③また、規則的な朝型の生活リズム、生活習慣にすることも大事です。
④次に、食事は楽しいものだという雰囲気を作ります。
⑤お母さんは焦らない。そして離乳食を食べられたら食後にたくさんほめてあげましょう。
体重増加など、ご心配なことがあるようならば受診していただければと思います。